旅とバスタオル

バスタオル。多くの人が毎日使うものの一つではないでしょうか。私もその一人ではありますが、たかがバスタオル、されどバスタオル、きっと好みは千差万別でしょう。

なんとなく、今まで色んなタオルを試してきました。それは使い心地だったり、耐久性だったり、巻きやすさだったり、色んな観点で試してきました。今回は私的に検証してきた旅に連れ出すタオルという視点で少しお話しを。

そもそも私は枕にカバーがしてあってもタオルを敷いて顔と頭を埋めたい性分があり、そのためにも自分のタオルが欲しい人なのです。ホテルでタオルがついていても、大体はバスタオルとフェイスタオルが一枚づつ、もう一つハンドタオルがあれば上出来。概ね洗顔、入浴、手洗いに全てを使ってしまいます。使ってしまった濡れたタオルを枕に敷くのは気持ち良くないので自分のタオルを敷くことが多いです。これはヨーロッパを一人であちこち旅していた時に、ユースや安いホテルに泊まると、あまりベッドリネンが好きな匂いでなかったり、少し疑いたくなるような時も。あまり神経質な方ではありませんが、枕くらいは安心して使いたくてタオルは持ち物必須になりました。バスタオルは大きい分用途も広いので、バスタオルも必須に。

それはさておき、、、旅に連れ出しやすいタオルといえば、軽い、乾きやすい、他にも使いやすいが挙げられます。また、割れ物とかを買った時には緩衝材がわりにもなりますしね。

写真の1番下は、ある時雑誌に載っていた、高級ホテルで使用されているというリネン100%のバスタオル。興味津々で、取り寄せました。お値段はタオルにしてはビックリするほど高かったです。その当時でも、普通のタオルの6倍くらい。見た目はあれ??というほど。一枚の麻です。ループはついているとはいえ、、ペラペラ?です。しかしながら畳むととても小さくなり、使ってみると水の吸収はとても良かったです。そして、耐久性はかなりあるようで、ずっと使い込んでいるわけではありませんが、おそらく我が家に20年くらいいます。さすが育てる繊維、リネンです。

そして、真ん中は、昔お店をやり始めた時にお取り扱いしたタオルで、片面はオーガニックコットンガーゼ、片面はリネンパイルのタオルです。薄手で肌触りも良く、使い心地もしっかり使えて普通のバスタオルと変わりなく良し。しっかり長さがあるので、リネン側を表にしてスカーフ的に首に巻いて見たら、、、すごくいい!!タオル以外でも使い道があるのはとても良かったです。何度も旅に連れて行きました。

そして1番上のストライプ。これは今お店でもお取り扱いしている、two chapatiさんのガーゼの大判の方です。1Mの正方形でバスタオルとは違う形ではありますが、使い込むほどにふわふわになってきて、吸水力も申し分なく、何より柄が全部可愛い!!枕に敷いてもホテルの部屋がガラッと雰囲気が変わるし、スーツケースの中の荷物を包んでも開けた時にすっきり、そして可愛い、スカーフがわりにしても優秀で、持っているだけで気分も上がる素敵アイテムです。

そんなこんなで私のちょっとかわった視点からのタオル愛は、検証を繰り返し進化を続けています。

そろそろ旅欲が高まってきました。航空券が驚くほど高くて躊躇しますが、、行けるタイミングを見ながら、旅のお供を日々研究していこうと思います。

この記事を書いた人

Yumi Asakawa

nest+のハンドクラフト部門hiyoriのモノづくり担当。旅好きモノ好き暮らし好き。旅するように暮らしたい、暮らすように旅したい人。趣味は衣食住旅作。5歳児のママ、日々修行中。