韓国と韓国語と私。

今では大好きになった韓国ですが、今回はそこまでの遍歴を勝手に書きます。

私が韓国へ行き始めたのは、イギリスから帰国してお小遣いを貯めてはイギリスへ旅行へ行っていたものの、なかなか毎年は行けない。。もう少し近くで楽しいところがないものかと思っていた頃、お母さんと一緒に韓国へ行く機会がありました。その頃我が家は、当時TVで放映されていたチャングムにハマっていたからです。

当時、初めて降り立った韓国は、、、英語もあまり通じない(今は結構通じるし、それよりもっと日本語が通じる)ハングルの看板も読めない。漢字で書いてあればなんとかなんとかわかる程度で、私にはとても刺激的でした。ヨーロッパを旅しても、どこもアルファベットに似た文字で書かれているので、全く読めないという経験がなかったのです。ですから、この分からない感覚、さぁそれならどうしようと思える“言葉わからない萌え“という、微妙な特徴がこの頃芽生えたような気がします。

数年後、友人と再び訪れることになった際、文字くらい読めたら良いかも?と思い立ち、出発間近に1週間で覚えるハングルという本を買ってみました。結果、、、本当に1週間でハングルが読めるようになりました。(ローマ字的なので覚えやすいです)

そして向かった現地で、たまたま訪れた韓方茶カフェで通訳をしてくれた彼女の名札に私と同じ名前のハングルが。。。思い切って声をかけてみると、なんと漢字の文字まで同じだった私達。(韓国の方にはハングルでの表記と漢字での表記があるそうです)それぞれに処方してもらったお茶を飲んで帰ろうと思いましたが、やっぱりこれは何かのご縁だ!!と思った私は生まれて初めてナンパしました。人生初の私のナンパは大成功で、その日から彼女とメッセージをやり取りするようになり、もう10年以上。お互い子供が生まれたり、お互いの家に行ったりと家族ぐるみのお付き合いをしています。

そんなこんなでも、巷で大人気だった全く韓流ブームには全然乗らずに生きてきた私だったのですが、ひょんな機会で韓国のドラマを見ました。あれ?面白いぞ、、、と感じて、当時面白いと評判だったものを次々と見始めたらハマってしまいました。じゃあ次は!と、1週間で学ぶ韓国語文法(まずは1週間なら頑張れる気がする!)という本をやり切り、、、もう少しやりたいと太めの初級文法書を買い込み、、やり切りました。その頃くらいには韓ドラで繰り返し出てくる言葉や会話が随分聞き取れるようになっていました。日本語と語順が同じなので、ある意味置き換えれば通じる手軽さが学びやすかったからです。

そんな中でまた日本語を勉強している韓国人の友達がもう一人出来て、私は韓国語と韓国のことを知りたくて連絡を取り合うようになり、こちらももう10年以上。いい友達に出会えたおかげで私の韓国好きは続いています。全ては友達のおかげです。出会いは本当に人生を豊かにしてくれるなぁと思います。

この記事を書いた人

Yumi Asakawa

nest+のハンドクラフト部門hiyoriのモノづくり担当。旅好きモノ好き暮らし好き。旅するように暮らしたい、暮らすように旅したい人。趣味は衣食住旅作。ピカピカの一年生のママ、日々修行中。