まだまだ続く、家づくり

冬の間は少しはゆっくりできるのではと毎年何となく思い、そのうちにあれこれを、と思うのに毎度バタバタでうまくいかない私達ですが、最近ようやく手洗い場の改装をしました。

それまでは、それはそれは重いタイル張りの手洗い桶?枠?で、きっとこの家ができた時からありそうな年季が入ったものでした。綺麗にするにも限界があり、一番の悩みどころは娘が使いたがらない事でした。その理由は、流しの下が空いていて、配管が丸見えで、元々タイル張りの一段下がった場所だったのを、床と地続きの高さに嵩上げしていたので落ちそうで(実際に落ちたりはしませんが、、)怖いとのことでした。

本当は水道屋さんに頼んでお湯が出るように変えたいのですが、まずは自分たちで出来るところをと、上に乗っていたタイル桶は取払い(二人がかりで腰を痛めそうな重さ!)、残ったタイルばりの足場(おそらくセメントでくっついていて、ドリル等で割って壊すしかなさそう)に、写真の杉板を乗せて土台作り。

手洗い場正面は、タイル壁に埋まるようにある水道管部分をくり抜けるよう杉板を加工して壁面に設置。最後に別で購入しておいた手洗い桶を、排水ホース部分の板をくり抜いて設置。嵩上げの床との段差が見えないように隠すため、同じ杉板に蝶番をつけて土台部分の側面に取り付けて、板を上げれば排水部分の確認も出来るように。

やればできるもので、ほぼ1日で出来ました。夫氏が。

読んでいても、何のこっちゃ?ですよね。すみません。でも、夫氏が頑張ってくれたおかげで、娘はちゃんと手洗いも歯磨きもわざわざ台所の流しに来ることなく出来るようになりました。

築70年以上のこの家、15年住んできましたが、まだまだ暮らしにくいところは山積みです。隙間だらけで夏は涼しく冬は寒い。大人二人と犬と住んでいた暮らしと、大人二人と子供と猫との暮らしはまた全然違い、暮らしに合わせて手を入れていかなければいけないことを痛感しています。新しい階段のあるお家に憧れがある娘っ子が、古民家暮らしも、楽しくて大好きと言ってくれるように進化させていきます。

まだまだ続くよどこまでも。楽しんで頑張ります。

この記事を書いた人

Yumi Asakawa

nest+のハンドクラフト部門hiyoriのモノづくり担当。旅好きモノ好き暮らし好き。旅するように暮らしたい、暮らすように旅したい人。趣味は衣食住旅作。5歳児のママ、日々修行中。